高速道路での車外の景色は暗闇だが、やがて「秋田南」の文字盤が暗闇に浮かぶ。
俺は、ウインカーを左に傾け、秋田南ICを降りる。
相変わらずの季節はずれの寒さに、俺は再び凍えを覚える。
ある朝、俺は目覚めると、腰の辺りに微妙な痛みを感じた。
俺はベットの上に横たわり、視線の先には、ベージュ色のカーテンが揺れている。
耳を澄ますと、外は小雨が降っているようだ。
朦朧とする意識の中で、俺はある記憶に戸惑っていた。
「この、灰色の目をした女性のイメージは・・・いったい・・・。」
自室の中央のテーブル上には、飲みかけのギネスの缶が転がり、灰皿にマルボロライトが山積みになっていた。
俺は、赤いマルボロをくわえ、ジッポで火を付ける。
煙をくゆらせながら、天井のランプを見つめる。
テーブルを引き寄せ、マルボロを灰皿に押しつける。
再び睡魔に襲われる・・・・
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